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研究

ダイオキシンからの解放

ハロゲンと言う言葉はギリシャ語の「塩alos」と「作るgennao」と言うギリシャ語から取り、18世紀にフランスで命名されました。これは、フッ素・塩素・臭素・ヨウ素が性質が類似しており、アルカリ金属またはアルカリ土類金属と塩を形成するためです。今回はそんな第17族元素の分析。ハロゲン分析についてお話します。1990年代の事です。当時使われていた電気製品やその付属物に、塩素や臭素等のハロゲンが難燃剤として電気製品に使用されていました。ですが、製品を処分する際に、「ダイオキシン」が発生し、各地で健康被害や環境汚染の報告が相次ぎました。また、電気製品を製造する工程で、ハロゲン元素を使用する事により、工場の製造設備が通常よりも早い時期に故障、あるいは性能の劣化を示す事例が次々に報告されました。これを受けて、関連省庁が、電子・電気業界の行政法人や関連企業に通達し、業界の中で、会談を行いました。その結果、今後、これらの諸問題が起きないために、電気製品に使う電子基板にハロゲン元素を用いない技術の確立を目指す事を、業界を挙げて行う事に話がまとまりました。これを「ハロゲンフリー」と呼ばれます。そして21世紀の現在、製品を市場に出す前にハロゲン分析を行う業者に、製品を出して、安全性が確認されたら、販売するシステムが出来上がりました。ハロゲン分析の費用は1万5千円から2万円が相場ですが、高い所ですと3万円もするところがあります。また、ハロゲン分析には少量のサンプル提示が必要になりますので、その用意も必要です。更に、キャンセル料を取る業者もいるので、業者の選択はよく吟味する事が肝要です。しっかりとハロゲン分析をして、製品を出荷しましょう」。

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